袴みたいなワイドパンツでお能の観劇へ

こんにちは。三木真紀です。

 

袴みたいなワイドパンツで高崎演能の会に行ってきました。

 

 

お能の観劇にはカジュアル過ぎるかなと思いつつ、お直しから上がってきたばかりのパンツを履きたい気持ちを優先しました。

 

お能をはじめてみたのは20年ほど前。

 

薪能の予定が雨で降り、近くの文化ホールに移動しての観劇でした。

 

まったく知識がない状態で観たのであらすじも言葉の意味もさっぱり理解できないまま、異空間の雰囲気に圧倒されたことを覚えています。

 

 

時を経て、お能の世界に触れたくなってときどき高崎芸術劇場に足を運んでいます。

 

とは言え、やはりお能を楽しむには勉強が必要かもと思い、今回はプレ講座に行ってみました。

 

 

演目や舞台の裏話など、能楽師の下平克宏氏が解説してくださいます。

 

低く響く素敵なお声を聞くだけも行く価値あり!

 

演目の解説では、一緒にセリフ?口上?を音読しました。

 

むずかしい言葉や云い回りが多いですが、お能独特の抑揚を真似て読むのはクリエイティブな体験でした。

 

古典文学を学んでみると、楽しみが広がるのかもしれません。

 

 

とは言え、私はやっぱり感性に任せて観るのが好き!

 

当日は解説用イヤホンの貸し出しもしていましたが、スルーして感じるままに楽しみます。

 

雅やかな舞台上でひと際目を引くのは黒の美しさ。

 

和装の黒の奥深さに凛とした日本の美を感じます。

 

 

 

 

この日のコーディネートも色味を押さえてシンプルにまとめました。

 

袴みたいにたっぷりとしたグレーのワイドパンツに、ネイビーのメンズニットを合わせてマニッシュに。

 

ベージュのストールで華やかさをプラス。

 

見えないけれどイエローゴールドのイヤーカフを合わせています。

 

 

この扇に配色が似てる!と思いました!!

 

渋さと華やかさを感じる雰囲気も好みでした。

 

 

風が冷たい日でしたが、ピンクのリップとチークでほんのり春を先取り。

 

無難な色ばかり選んでしまいます…というご相談をよくいただきますが、大切なのは全身のバランスです。

 

ベーシックカラーだけでも洗練したコーディネートを楽しめます。

 

 

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