こんにちは。群馬県出身のイメージコンサルタント三木真紀です。
シーンに合わせて口元もコーディネートできると大人の上品さが引き立ちます。
「リップライナーは使った方がいいですか?」
メイクレッスンでこのようなご質問をいただくことがあります。
そこで私はこうお答えしています。
「絶対に必要というわけではありませんが、1本持っておくといいですね!」
今回のコラムではリップライナーを持っておくといい理由と使い方を解説します。
ここ数年はフラに見えるメイクが流行っているので、リップライナーを使わずに口紅を直塗りする方法が主流です。
ファッションのカジュアル化が進んでいるため、リップライナーをしっかり使うと服とマッチせずに古い顔に見えるからです。
ですが私は、年齢やコーディネートによっては使った方が上品に見えると感じることが多いです。
たとえば、私たちアラフィフ世代は唇が瘦せてきて輪郭もあいまいになってきます。
口紅を直塗りしただけだと口元がだらしなく見えてしまいます。
また、服によってはラフ過ぎて首から上と下がマッチしていない方も多いですね。
かといって、唇全体をリップライナーで強調するとやはり古い顔になりやすいです。
そこで私はポイント使いをおすすめしています。
口角や下唇の中心部分など、強調したいポイントだけにリップライナーを使います。
唇をふっくら見せたい時に元の輪郭よりも大きめに描くという方は、そのオーバーリップラインをリップライナーで足してから口紅を重ねると色がのりやすくなります。
強調するといってもグリグリ力を入れて描く、ということではありません。
口紅を塗る前に下書きをするようなイメージで、軽いタッチで整えると失敗しにくくなります。
ちなみにリップライナーの色選びに迷う方は、ご自身の唇の色に合ったものが1本あると便利です。
パーソナルカラーのタイプと唇の色が違う方は、唇に近い色を選ぶといいですね。
口紅の色ごとにリップライナーを使い分けるという方法もありますが、私はその必要はないと考えています。
リップライナーは唇と口紅の色をつなぐ役割があるからです。
似合う色の口紅であれば唇の色に近い1本で合う場合がほとんどです。
ちなみに私のパーソナルカラーはスプリングですが、リップライナーは唇の色に近い濃いめのローズを愛用しています。
今年の元旦コンサートに出かけた際にも使いました。
メイクもコーディネートの一部です。
年齢や服に合わせて口元もコーディネートできると大人の上品さが引き立ちます。
ぜひお試しくださいね!