高崎芸術劇場テノールリサイタル、ホセ・カレーラス氏の穏やかな歌声に心が満たされた夜

こんにちは。イメージコンサルタントの三木真紀です。

 

昨夕は高崎芸術劇場に行ってきました。

 

とっても楽しみにしていたホセ・カレーラスのリサイタル。

 

世界3代テノール歌手の一人である彼の生の歌声を聴くことができる素晴らしい機会でした!!

 

 

コロナ過で制限がある中での来日、コンディションの管理、きっと心を尽くしての開催だったのでしょう。

 

穏やかで情熱的な歌声に、心が満たされて涙があふれました。

 

日本で、しかも地方の劇場で、3階席までスタンディングオベーションが起こったのは本当に稀有なことだったと思います。

 

 

リサイタルが終わりロビーに出ると、カレーラス氏のパネルの横でお互いの写真を撮っている二人の女子高校生を見かけました。

 

微笑ましい様子に「よかったら、お二人一緒にお撮りしましょうか?」と声を掛けると「はい!」と笑顔がかえってきました。

 

ホセ・カレーラスの豊かな歌声が、彼女たちの感性をどんなふうに動かしたのか。

 

そしてこれからの人生にどんな影響を及ぼすのか。

 

遠くからそっと見守りたくなりました。

 

 

ファッションの仕事をしていると、さまざまな価値観の方とお会いします。

 

音楽がなくても生きてはいけますし、服も消耗品として捉えればいくらでも手を抜くことができます。

 

一方で、一曲、一着との出会いが、人生を変えることもあります。

 

私にとっては、どちらも心を満たし、人生を豊かにしてくれるもの。

 

必要としてくださるすべてのお客様に、人生を変える一着を味わっていただきたい、そんなことを想った夜でした。