雨の日本絹の里へ お目当ては友禅染の制作実演

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こんにちは。三木真紀です。

 

雨の日本絹の里へ行ってきました。

 

 

お目当ては友禅染の制作実演です。

 

何時間でも見ていられそうな不思議な世界観を堪能した後は、友禅作家 石原清紫氏の作品展示を拝見しました。

 

 

まるで別人が描いたような作品もあって、またちがった興味が湧いてきました。

 

今回の特別展は『花園に遊ぶ友禅』。

 

淡く繊細な図柄に、草花を抜ける風の香りを感じます。

 

と思えば、ドキリとするようなモダンで大胆な作品が目に留まります。

 

その饒舌さから感じるのは、人の魅力は本当に多面的で終わりがないから奥深いということ。

 

時を経て経験が重なれば、見える世界も表現に求めるものも変化するのでしょう。

 

 

ファッションを言葉にして伝えることは、私の仕事の一部。

 

一方で、なんて無粋なことをしているのだろう、と思うことも。

 

仕事で提案しているのは「洋服」だけれど、インスピレーションを得られるのは和の世界の方が多く、実に感覚的なのです。

 

今までは感じることで満足していたことも、学んでみると面白さが変わりそうな予感。

 

それがどう仕事に活かされるのか、感性磨きを続けてみよう。