ピアノリサイタルで空間と調和する装いを考える

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こんにちは。三木真紀です。

 

久しぶりにソロピアノのリサイタルに行ってきました。

 

 

場所は玉村町にあるにしきのホールです。

 

蒸し暑さを感じる梅雨模様の中、グレージュのワンピースと黒のカーディガンで出かけました。

 

リネンのような風合いがある生地のワンピースとカーディガンは、クラシックのコンサートにしてはカジュアルですが、その方がホールの雰囲気や土地柄に合うと思ったのです。

 

 

同じクラシックのピアノソロでも別のホールだったら、このコーディネートではいかないと思います。

 

たとえば、高崎芸術劇場の音楽ホールに同じコーディネートで行ったら居たたまれない気持ちになって帰るかもしれません。

 

空間と装いの調和がとれていないと感じるからです。

 

 

自分のスタイリングを考える時も、お客様にコーディネートの提案をする時と、空間との調和から考えます。

 

・物理的な場所なのか?

・そこへ行く目的は?

 

・どういう気持ちで過ごしたいか?

・自分が主役なのか?それとも華をそえる立ち位置なのか?

 

その人がその空間に立った時に、存在として素敵に見える装いは?

 

似合う、似合わない、はその後でいいのです。

 

 

お買い物の時も同じことが言えます。

 

1点の服が似合うか以上に、コーディネートを考えて買うことが大切です。

 

空間との調和を意識して選ぶと、毎日洗練されたコーディネートで過ごせます。