こんにちは。三木真紀です。
「お店で試着した時は、持っている服と合うと思ったのに、家に帰って実際に合わせてみたらしっくりこなかった。」
お客様からこうしたお声をよく聞きますし、私も経験があります。
今回のコラムでは、私の脳内会議を通じて、お買い物のヒントにしていただければ思います!
このコーディネートをアップデートしようと、脳内会議を繰り広げています。
こうして出先で写真を撮ってみると、コーディネートの見直しポイントがよくわかるのです。
バックは型押しのネイビーの方がよかったな。
そうすると靴もネイビーの方がいいけど、スエードのネイビーパンプスは9cmヒールで今の気分じゃない。
7cmヒールのネイビーも持っているけれど、エナメル素材だから、このリネン混のジャケットと質感がトゥマッチ。
ジャケットの着丈をお直しで詰めた方がスタイルアップするけれど、どのくらい詰めるかはどういう靴を合わせるかで変わるわね。
要はベストなコーディネートになっていないから、気分が上がらないということなのです。
ではなぜこのコーデで出かけたかというと、このコーデに合う靴を探しているから!
他にも合わせたい服はあるのですが、中でもこのワンピースとジャケットコーディネートをアップデードしたいと思いました。
合わせたい服が決まっている時は、その服を持っていくか、持って行って、実際に着て合わせることをおすすめしています。
持っていく場合は、店員さんにお断りして試着室で着替えるようにされるといいですね。
着て行ければいいですが、まだその服に合う服や小物を持っていなくて着て行けない、ということもあるでしょうし、前後の予定によっても着て行けないということもあると思います。
また、髪型やメイクが合っていないと、服は似合っているのにそう見えない、ということもあります。
ショッピング同行やファッションコンサルティングでも、「髪をきちんと整えて、メイクもちゃんとしたら似合いますよ」ということがよくあります。
私も髪が伸びてもっさりしているので、なおさらイマイチに感じました(笑)
こんな感じが合いそうだな、というイメージはあっても、ぴったり合うかどうかは、実際に合わせてみたいとわからないのです。
服だけなくて、靴やバックやアクセサリー、髪型とメイクもそれように整えて合わせてみないと、「試着したのにちがった…」となります。
お店で試着をする時は、実際にするであろう全身コーディネートで合わせることが大切です。
私も脳内会議をしながら、このコーディネートの完成度を上げて行こうと思います。