こんにちは。三木真紀です。
ファッションWEB講座の動画やテキストをアップデートを進めています。
今までのコーディネートを資料として振り返りながら、今年の夏のコーディネートの見直しもしています。
同じ色の組み合わせは今もしているのですが、コーディネートも同じでいいかというとそうではないですよね。
今するにはコンサバすぎて古い!と思いました(笑)
そう感じる理由はいくつかあるのですが、いちばんは靴です。
もともと細いヒールのポインテッドトゥが好きでよく履いていました。
それが、今は抜けがなくて古い感じになります。
5cm以下の太目ヒールで白のパンプスがあると、程よく抜けが出ていいな、と思いました。
私は22cmと小さいので、高崎で合う靴を探すのはひと苦労なのです。
故に同じメーカーの靴ばかり履いています。
高崎市内の店舗で22mの在庫があることは少ないのですが、そこそこ合う木型があるので、お店にあるサイズ違いで色や質感をチェックします。
良さそうだったら取り置きをお願いすることが多いです。
ただ、そのメーカーは元々ダサいデザインや安っぽい素材の物が多いので要注意です。
ここ数年は、それがどんどん加速していると感じます。
値上げもしていますが、それだけではペイしないのでクオリティを落として、コストとのバランスをとっているのだと思います。
唯一、範囲だったスエードも安っぽくて履けないものが多くて困ります…。
物作りのコストをおさえる方法はいくつか考えられます。
・素材の質を落とす
・染料の質を落とす
・制作の工程を減らす
おそらくすべてを採用しているのだと思います。
(他にもありますけどね)
靴に限らず、こうしたことは多くのブランドで見受けられます。
原材料も輸送料も上がる中で、クオリティを下げずに提供しようとすると価格を上げることになります。
そうすると、今までのターゲット層に合わない価格設定になるので、既存のお客様は離れます。
それを避けるために、価格を優先して質とのバランスをとっているのですね。
ですが、私は価格を上げてもクオリティを優先してほしいと思っています。
安っぽい服や靴からは、作り手のこだわりや質の良いものを届けたいという思いを感じないからです。
作り手のこだわりや思いへの敬意としての価値、対価としてお支払いをしている、という感覚なのです。
・質より価格を優先するか?
・価格より質を優先するか?
大量生産で作られているものの多くは前者の視点を優先していると感じます。
前者が増えているからこそ、自分の意思で選ぶ目を養っていきたいですね。
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