前橋の画廊を訪れて思うこと、便利さと美しさの共存が課題

こんにちは。イメージコンサルタントの三木真紀です。

 

昨日は前橋にある画廊翠巒さんにお邪魔してきました。

 

 

お取引先の方に教えていただいた『居城達志 展』を見てきました。

 

 

翠巒さんは、住宅街の中にさりげなく佇む画廊で居心地が良かったです。

 

いい空間で、好きな時間の過ごし方だと感じました。

 

 

 

作品も撮影OKとのことでしたので、気になった2点を撮らせていただきました。

 

クリエイティブな楽しみ方ではないと思うけれど、今まで触れたことのない世界観だったので、こちらでご紹介したいと思いました。

 

が、私の写真技術ではまったく良さが伝わりません…笑

 

 

 

私ははじめてのお店や空間で出会った人とちょこっと話すのが好き!

 

アートのことはまったくの素人ですが、画廊の方とも少しだけお話しました。

 

前橋は文化の街、高崎は商人の町、というように2つの市は何かと対比されることが多いですよね。

 

同じ土地でも、長く暮らしていたり、商売をしていたりすると、見方が変わります。

 

どちらの街もそれぞれ課題がありますが、共通しているのは「便利さ」と「美しさ」の共存がむずかしいということです。

 

生活を快適にすることを求めれば、年月を重ねた価値としての情緒は損なわれます。

 

 

サロンがある高崎駅の東口もどんどん開発が進んで整ってはいますが、情緒はあまり感じられなくなっています。

 

群馬の象徴ともいえる山々から吹く風の香りが、どこにでもあるような整った街並みと調和しなくなっているのだと思います。

 

かと言って、年月を積み重ねた街は生活の不便さを伴います。

 

人工減少と高齢化がすすめば、維持するための管理も大変になりますし、さびれた印象は人を呼びません。

 

それでもせめて暮らす街や働く町には、群馬らしい情緒があってほしいと感じます。

 

 

 

 

画廊を出てから駐車場まで少し遠回りして歩きながら、そんなことを考えました。

 

夕方にはすっかり冬の北風。

 

ワードローブ作りは「素敵さ」「快適さ」の両立を図りたいと思います。