こんにちは。イメージコンサルタント三木真紀です。
おかげさまで、この夏は企業の販売促進イベントでパーソナルカラー診断をご提供する機会が続いています。
カラフルさが目を引くパーソナルカラー診断は、ファッション業界のみならず住宅展示場やカーディーラーなど、多業種にわたって求められることが増えてきました。
販売促進を目的としたイベントでは、ある程度の人数の診断を求められます。
お一人お一人に短時間で正確な診断とアドバイスをする対応力が試されるわけです。
毎回、診断を受けたことがある方もいらっしゃいます。
そしてその約半数が、以前受けた結果とは異なります。
ただこれは必ずしも誤診とは言えないのです。
ひと口にパーソナルカラー診断と言っても、いろいろな診断方法や考え方があります。
そのほとんどが4シーズン(春・夏・秋・冬)の診断方法から派生したものです。
スクールや協会ごとに差別化を図るために、診断に使う布(ドレープ)を開発したり、細かくタイプを分けたりしています。
つまり、受ける場所や人によって診断結果が異なることはあり得るわけです。
一方で明らかに誤診というケースもあります。
本来のパーソナルカラーの効果を誤って解釈して、感覚に頼った診断をされている場合です。
キャリアが浅い診断士はこうした診方をしてしまうことがあるのです。
おそらく、まだ4シーズンの診断の基礎理解が曖昧なのでしょう。
養成講座では曖昧な診方では診断をしないように、なぜそのタイプなのか?を言語化する練習もしています。
言語化すると理解できていないことが明確になるからです。
明確になれば改善できますからね。
見えるカタチで提供しているのは診断でも、真の価値提供はそうではないはずです。
診断を通じてお客様にどんな喜びを届けるのか?
その喜びが「あなたにお願いしたい!」と選ばれる価値になります。
養成講座ではそのための基礎固めをしています。