こんにちは。イメージコンサルタントの三木真紀です。
グローバルなビジネスシーンで評価を得るには、世界基準に合ったスーツスタイルを押さえましょう。
先日、ショッピング同行でご一緒した女性のお客様からこのようなご相談をいただきました。
夫の誕生日にネクタイをプレゼントしようと思っています。
最近、スーツやネクタイの断捨離をしたようです。
スーツを着るのは年2,3回ほどで、残っているのは黒のスーツ1着とネクタイ2,3本です。
秋に学会発表を控えているのですが、ストライプのネクタイはどうでしょうか?
秋は医療学会のトップシーズンですから、早めに準備をされて素晴らしいですね!
そこで、評価を上げるための2点をお伝えしました。
1.スーツはネイビー(濃紺)かチャコールグレー(暗いグレー)に買い換える
2.ストライプではなく、無地または小紋柄のネクタイにする
ドクターとしても日本人としても、この2点はぜひ押さえていただきたいポイントです。
理由を解説しますね!
1.スーツはネイビー(濃紺)かチャコールグレー(暗いグレー)に買い換える
ビジネススーツの色選びは、ネイビー(濃紺)かチャコールグレーの2択のみがルールです。
無地を1着、できればオーダーされることをおすすめします。
黒はフォーマルシーンで着用する色なので、ビジネスシーンで着るのはNGなのです。
服装のカジュアル化が進んでいるとはいえ、やはり決める時はルールに沿ったスタイルでいたいものです。
2.ストライプではなく、無地または小紋柄のネクタイにする
ネクタイには「格」があり、素材や柄によって格や意味合いがちがうのです。
ストライプのネクタイは属性を象徴した柄で、ストライプの向きによって国や属性が異なります。
右下がりはイギリス式、左下がりはアメリカ式です。
イギリス人やイギリスの取引先の方に会う時に、アメリカ式のネクタイをしていると相手のことをあまり考えていないような印象になってしまいます。
無地または小紋柄のネクタイにされると間違いがありません。
近年、医療学会もオンラインでの参加や配信が当たり前になっています。
つまり、発表者は海外のドクターや医療関係者からも注目されることになります。
なので、スーツスタイルも世界基準であるプロトコールマナーに沿った着こなしをおすすめしています。
サポートさせていただいている男性経営者の中にはドクターもいらっしゃいます。
専門職で経営者ともなればブランディングは不可欠です。
ですが、お仕事に邁進されてきたからこそ、スーツのルールやマナーを知らずにネガティブブランディングになってしまっている方も多いのです。
何より、その場にふさわしくない服装はあなたの自信を損ないます。
時間と熱量をもって入念に準備をされての論文発表です。
さらなる評価を得るためにも、ぜひスーツの着こなしにも気を配ってみてくださいね!