こんにちは。イメージコンサルタントの三木真紀です。
小さなボタン一つにもこだわるとファッションの面白さが深まります。
ジャケットのボタンを変えたいと思いつつ、地元では気に入ったものが見つからずにおりました。
浅草にでも探しに行こうかな、と思っていたら、高崎髙島屋さんで手芸の催事が開催されることを知る。
そりゃ行くよね?と美術館のあとに足をのばすことにしました。
カーディガンからジャケットに着替えて売り場に向かいました。
こんな感じというイメージは合ったものの、イマイチしっくりこない。
などとひとり言をつぶやきながら見ていたら「こうすると見やすいですよ」と年配の紳士が声をかけてくださいました。
おそらくメーカーの方だとお見受けしたので、変えたいと思った理由やイメージを伝えて提案していただくことにしました。
すぐに7,8種類のボタンをピックアップして「よかったら姿見の前で合わせてみてください」とのこと。
職人さん気質でプロフェッショナルな対応が嬉しくてさらにアレコレ話してみます。
すると「透明な袋から出して直接生地にのせてみてください。実際にのせると印象が変わりますから」とさらにアドバイスをしてくださいました。
こちらが適当の選んでいるわけでなく、こだわっていることが伝わると、こうした質の高い対応をしていただけることが多いのです。
姿見越しにいくつものボタンを合わせ比べながら相談できるのも楽しい時間です。
ブロンズがかった濃い色のボタンはその紳士がおすすめくださったもの。
合わせたらジャケットのクラス感があがって見えてとても素敵でした。
コーディネートによってはゴールドも合いそうなので2種類を購入しました。
でもやっぱりブロンズにしようかしら♪
たかがボタン、されどボタン。
20mmの小さな世界にもこだわると宇宙規模の面白さを感じます。