こんにちは。イメージコンサルタントの三木真紀です。
センスや美意識は身を置く環境によって磨かれます。
「スキルアップのために意識していることはありますか?」
イメージコンサルタント養成コースを開講するようになってから、このようなご質問をいただくことが多くなりました。
そこで今回のコラムでは、センスを磨くために意識していることをご紹介します。
ファッションはもともと好きなことなので、学ぶというより自然と吸収されている感覚です。
ファッション誌やハイブランドのコレクションを積極的にチェックすることもほとんどありません。
流行を無視しているということではなく、今の傾向を軽く押さえておけばいいと考えています。
流行を追うよりも、その人が引き立つスタイリングのご提案を大切にしているからです。
意識してやっているのは、センスを磨くための経験を増やすことです。
美意識を磨く、と言ってもいいかもしれません。
そのための自己投資をしています。
劇場に足を運ぶことも、コンサートや観劇に行くことも、アルゼンチンタンゴを踊ることも、すべてが活かされていると感じます。
コンサートや観劇に行く時は、ストーリーや演者の前情報などはあえて入れないようにしています。
その空間に身を置いた時にどう感じるのか?どのように感情が動くのか?をただ感じるためです。
以前はいろいろ調べたり原作に目を通したりしていますが、それだと頭で理解しようとしてしまって楽しめませんでした。
ある時、その空間に身を置いてただ感じることに意義を見出しているのだと気付いたのです。
それからは、興味がわいたものはとりあえず行ってみる、というスタンスでジャンル問わず足を運んでいます。
やりたいことがあって行きたい場所に行けることは人生を豊かにしますからね!
私はできるだけそうしたいと思って生きています。
養成コースで学べるパーソナルカラー診断や骨格診断は、理論に基づいて客観的に判断するための知識と技術をお伝えしています。
ですが、その先のアドバイスにはその人の経験値とセンスが反映されます。
こうしたことには相性もありますから、センスや好みが合う人からアドバイスを貰うことも大切です。
私は自分の経験値とセンスをご提供しているので、もっと美意識を磨く機会を増やそうと思っています。
美意識を磨くことは、より美しい人生を送るための自己投資になりますね。