こんにちは。イメージコンサルタントの三木真紀です。
先月、超無難なピンクベージュのリップを購入しました。
行く場所やシーンに合わせてメイクもアップデートすると、安心してお出かけできるようになります。
以前から下地に使えるセミマットなピンク系のリップを探していたのです。
と言ってもなんとなくそんなリップが必要だな~、くらいのテンションで見ている程度でした。
それが「やっぱり必要だ!しっかり探そう!」と気持ちが変わったのです。
きっかけはファッションショーの打ち上げお食事会でした。
会食シーンを想定したコーデの準備はしていたものの、リップは準備を先送りしていたんですね。
実際に会食の席に行くと、具体的にどういうリップが必要なのかが明確になりました。
用意をしていないことで感じるストレスを実感したからです。
ちなみに、私のパーソナルカラーはスプリング。
リップもビビットな赤やオレンジがよく似合います。
でも食事をするシーンでビビットなリップは浮きますよね。
ご一緒するお相手との関係性にもよりますが清潔感が損なわれることが多いと感じます。
先日のお食事会でご一緒させていただいたのはファッションショーの主催者であるセレクトショップの店長さんとスタッフの方です。
それから一緒にモデルやサポートを務めてくださったショップのお客様方でした。
多少カジュアルに話ができはするもの、あくまでも仕事上のお付き合いです。
なので、ビビットな色はさけて落ち着いた色がいいと思いました。
ビビットなリップはお直しにリップブラシが必須ですが、会食後にゆっくりなおす時間が取れないことの方が多いですしね。
かと言ってベージュ系のリップだけでは地味になるし、アパレル業界の方々との会食なのでほどよい抜け感ときちんと感の両立がほしいのです。
そこで思いついたのが落ちにくいセミマットなピンクベージュのリップに手持ちのベージュリップを重ねる方法でした。
落ちにくい処方のピンクベージュのリップを下地として使った後にベージュリップを重ねます。
会食でも浮かないけれど抜け感がある、を狙ったメイクにするためです。
食事をしてベージュリップが少落ちてしまっても下地のピンクベージュがほんのり残るので、顔色もそこまで落ちません。
こんなふうに日々ちょっとした違和感を見逃さずに解決策を打っていくと、1つ1つのコーディネートの完成度が上がります。
すると行きたい場所にいくつでも行けて堂々と振る舞えるようになります。
ファッションはあなたのアイデンティティを確立するためのツール。
服がないから行けない…ではなくて、気後れせずに出掛けられるコーディネートをそろえましょう!