ただ着ているだけ、から、着こなすへ

こんにちは 三木真紀です。

 

今日は高崎シティギャラリーで開催されている高崎市合同茶会を覗いてきました。

お目当ては、いらしている方たちのお着物コーデ!

 

 

YouTubeや本などで茶会の装いは独特のルールがあるらしいことはわかっても、リアルを見るのが一番参考になる!

コーディネートもそうですが、たくさん見ると見るが養われてモノの良し悪しもわかるようになっていきますよね。

 

タイツにブーツを履きたい気分だったけど、さすがにカジュアル過ぎるような気がしたのでワンピース。

色無地のお着物の方が多いはずなので、あえてブラックコーデで出かけました。

 

 

いくつかの流派が会す合同茶会で、一般人にも開放されているので私もお点前をいただきました。

着物姿ばかり見ていたので何流だったなのかは不明です…。

 

普段から着慣れている人、師範クラスの方、普段は着ていないけれどせっかくだから!と着ている人。

素人目に見ても、気慣れているかどうかは何となくわかりますね。

 

洋の服と和の服。

どちらも、ただ着ているだけだとあまり素敵に見えないのは同じ。

着こなしに、その人のセンスがでます。

 

 

着こなしって何かというと、私は2つあると思っています。

 

1つは、着慣れていること。

もう1つは、その服の世界観を表現すること。

 

着物はわかりやすいですよね。

普段から着慣れている人は、自分に合う着方をわかっていてカラダに馴染んでいるので、着物に合う所作や表情になって、多少崩れていても綺麗に見えます。

そう見える着付けや所作が身についているのだと思います。

 

着慣れていない方は、最初は気をつけていたであろう所作も、時間の経過とともに雑に見えますし、着付けもヘアメイクも崩れてきます。

慣れていない分、そこまで神経が行き届いていない感じ、表現するまでの余裕がない印象に見えます。

 

 

 

良い服や高い服を買ってももったいなくて着られない、というお声を聞くことがあります。

まだ着こなせる自信がないから本番まで取っておく、という方もいますよね。

 

ぜひ、普段からじゃんじゃん着てください!

 

その服の旬は今ですから、今着ない方がもったいないです。

まだ自信がないという方は、多少背伸びしても着ているうちに所作や表情が伴ってきます。

 

最初は「ただ着ているだけ」に見えても、だんだんとその服を着た自分に慣れて「着こなせる」ようになっていきます。

 

 

着続けていてもしっくりこなければ、メイクを変えてみるといいです。

メイクをちゃんとしていないと、コーディネートが完成していない感じになります。

 

服と肌の質感が合わせる、眉をちゃんと描く、色がつく口紅を塗る。

これだけでも気を使っている印象になります。

 

最初は行くだけで気後れするような場所でも、行き続けていると普通になって、その空間や過ごす時間も楽しめる余裕が出てきますよね。

 

余裕ができると、次はもう少しハードルを上げて別の場所にも行けるようになります。

そうすることが普通で、自分の日常になっていきます。

 

服も同じで、背伸びした服でも着ていると気持ちに余裕が生まれて、もっと素敵な服も着こなせるかも!という自分への希望になります。

 

 

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